31pieces

投稿した短歌などを載せていきます
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035:ロンドン(都季)

ロンドンなら霧に紛れて面影も探すことなく歩けるでしょうか

題詠blog2009 | 21:59 | comments(2) | trackbacks(0)
034:序(都季)

それまだ序の口でした 本当の痛みはきっと日の目を見ない
題詠blog2009 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0)
033:冠(都季)
コカ・コーラの王冠はまだ宝物 王様にはもうなれないけれど
題詠blog2009 | 21:40 | comments(4) | trackbacks(0)
笹短歌ドットコム「建物」


笹短歌ドットコムのお題「建物」の総評が掲載されました。
記事をアップするのが遅くなってしまいましたが、私は五首投稿して以下の歌を掲載して頂きました。


青空に一番近い場所だったジャングルジムは小さくなって

廃墟にも夏の影濃く足元でいつかの光が音高く散る

紫に一瞬光る電波塔 都市伝説が配信される

博物館地下収蔵庫の梟の瞳に流れ星は瞬く



この中で三首目に「うまい。」とのコメントを頂きました。
三文字だけの言葉なのに、こんなに嬉しいです(笑)

ちなみに掲載されなかった歌は
栗の木の下で秘密をうちあける 百葉箱の神さまにだけ
です。
私の通っていた小学校は栗の木の下あたりに百葉箱があって、小さい頃はそれがお社のような、神さまが住んでる建物だと思ってました…

今回ギリギリ五首しか詠めませんでしたが、自分らしく、でも普段とちょっと違うタイプの短歌が詠めた気がして楽しかったです。


次回のお題はお菓子…かと思ってたら、今確認したら食べ物でした(笑)
美味しそうな短歌が詠めたらいいなぁ。
その他短歌 | 21:31 | comments(2) | trackbacks(0)
やわらかいサクラが咲く
mojimaru49dde8bcd1531001.jpg
いま巷で話題の2つの歌集が、我が家にも届きました。
伊藤夏人さんの「やわらかいと納豆」と、ゆずさんの「柚子色短歌サクラサク」の2冊です。

「やわらかいと納豆」は、イトウマスミさんの文字とイラストがポップでしなやかで、夏人さんの歌とよく合ってるなぁと思いました。
亀さん可愛すぎです…!

好きな歌はたくさんありますが、この中で私が特に好きな歌は
「鬼は外あなたは家にいて下さい今日から僕と暮らして下さい」
です。
「あなた」自体が福だから、「あなた」がこの家にいることが「僕」にとっての幸福だからという意味と、
外にいる数々の鬼から守ってあげるから、という意味があるのかなぁと感じました。
その次のページに掲載されている歌が
「タヒチにもウニに注意の看板があったねずっと一緒にいよう」
という歌なのも素敵です。
こんなプロポーズ二連続ってもう、きゅんとします(笑)
あ、でもこの歌はプロポーズというよりは新婚旅行で行ったタヒチにこんな看板があって、それから何年か後の旅行でいった場所にも同じような看板があって新婚の頃を思い出してる歌でしょうか。
それも素敵だなぁ。
どちらも幸せオーラに包まれていて、ほっこりする歌です。

「柚子色短歌サクラサク」は、「やわらかいと納豆」とは少し雰囲気の違うイトウマスミさんのイラストがこれまた素敵です。
こちらも好きな歌はたくさんあるのですが、
「満月がおいしそうだと笑う人 あなたは何に傷つきますか」
が特に好きです。
満月をおいしそうだなんて言ってしまう人って大らかで悩みもなさそうに見えるのに、そんな人も何かに傷つくことがあるという当たり前だけどなかなか気付けない部分への視線に、やられた!と思いました。
綺麗に輝く満月の裏側には影もたくさんのクレーターもあることを知っている、優しい視線のある歌だと感じました。

「最後だし『う』まできちんと発音するねありがとうさようなら」
も好きです。
いやむしろ全部好きなんですが(笑)
ありがとうもさようならも、実際に「う」まで発音してみると、ちょっと堅くて余韻の残る感じになるんですよね(私だけ?)
このちょっと余韻のある「ありがとう」と「さようなら」が、ここからは本当にもう他人になってしまうことを表している気がして、切なくなりました。


……何だか拙い感想ですが、本当に素敵な歌集です。
この歌集が全国各地の短歌好き及び伊藤夏人さん&ゆずさんファンの皆さんの手元にもあることを想像すると、何だか楽しくなります。
会ったことの無い皆さんともお揃いです(笑)
伊藤夏人さん、ゆずさん、末尾ながら素敵な歌集をありがとうございました!
大切にします♪

- | 21:35 | comments(4) | trackbacks(0)
032:世界(都季)
笑ったり泣いたりしながらうたってる 世界と微かに繋がる手段
題詠blog2009 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0)
031:てっぺん(都季)

さいごの日ジャングルジムのてっぺんで二人並んで風を待ってた

題詠blog2009 | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0)
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