2014.12.27 Saturday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- | | - | -
31pieces投稿した短歌などを載せていきます
2012.10.14 Sunday
(下の記事から続きます) 3月号 自由詠「春、三月の光の海を」 さよならが聞こえぬように馬鹿みたく笑う僕らの背に雪が降る 三月の光が目に染み思い知る僕らはそれほど強くないこと 雪解けの匂いざわざわ満ちていく 笑ってさよなら言えますように せーの、って繋いだ手のひら離したらすべての始まりに微笑んで どこまでも走っていける気がしてた 春、三月の光の海を テーマ詠「旅」 「逃げたい」が口癖になりそうだから「旅に出たい」で誤魔化している 4月号 自由詠「bird cage」 僕たちの手首と手首を繋いでる青い糸ならいつか羽になる 屋上の扉は封鎖されていて飛べないことの言い訳にする 教室に白い小鳥が飛んでること誰も知らない5限のひだまり カーテンの隙間に覗く青空へセカイ、とくちびるだけで呟く 窮屈な籠が本当はゆりかごと気付くのは飛び立った後のこと テーマ「音楽」 リズムより思い出が流れ込んでくるシャッフルモードで気まぐれに春 5月号 自由詠「夜は僕らを盲目にする」 真夜中に君と二人で散歩する何も持たずに月だけ連れて 真夜中の散歩も小さな秘密になる 彼女の好きなあなたとならば 無理をして笑わなくてもいいように夜は僕らを盲目にする 遥かなる痛みは流れ星になりただ今空を横切りました 少しだけ間違いたかった 指先に触れることさえ出来ないままで テーマ「動物」 黒猫と三毛とぶちです大体はこの三匹をかぶっています 7・8月号 テーマ「温度」 どうか君が温度を感じてくれるよう丹精込めて絵文字を選ぶ 2012.10.14 Sunday
今さらですが、短歌zine「うたつかい」さんにちょこちょこと投稿しています。 毎回〆切に滑り込みな上に、皆勤でもないというずぼらな感じですが、投稿したい時だけ投稿できる自由さが気軽でいいです。 うたつかいに投稿した歌を、こちらにもまとめておきます。 11月号 題詠「空」 それぞれに見る空の色は違うから痛みは正しく分け合えなくて テーマ詠「装い」 衝動で触れることなど無いようにあなたの隣ではめる手袋 12月号 自由詠 「宇宙」 叶わない夢もいくつかありました アポロ片手に月を見上げる 重力の存在しない宇宙では涙も星に変わるんでしょう もうそこに存在しない光だとしても確かに導かれている 眠れない訳じゃないですオリオン座たちの夜勤に付き合うだけです 星たちか光に飲まれてゆく朝に夜の痛みは静かに眠る 題詠「ラブレター」 「日光で消えます」深夜にしたためる手紙は月の光のインクで 1月&2月号 自由詠 「girl syndrome」 ピンク色正しい女の子の色あたしに一番似合わない色 恋じゃなく執着だった 綺麗にはなれずどんどん濁るばかりで 美しい生き物になりたかったよ 歪な爪の先で光は 恋愛は絶対しなきゃ駄目ですか権利や資格は必要ですか いくつもの飾りを捨てて走り出すあたしがあたしを取り戻すため テーマ詠 「約束」 あなたには世間話で私には約束だった それだけのこと | 1/1PAGES |
|
CALENDAR
PROFILE
NEW ENTRY
RECENT COMMENT
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
うたらば
短歌サミット
OTHERS
MIZUTAMA ■MINIMUM CLOSET■
RECOMMEND
SPONSORED LINKS
|